みっちゃん、さだちゃん日記

介護はじまりました。

お着替え講座

19時半帰宅。着替えとガーゼの取り替えを行う。
問題は土曜が病院なので明日の風呂とガーゼの取り替えだ。
私の帰りが遅くなるとできないことをメールで姉に伝えると
姉より「別に風呂も着替えもいいんじゃないの?」
あかん。あかんよー。
姉が昼間に来てチャレンジすることとなったが、拒否られても知らんで!
なので私の日々のやり方を伝授。
肘の膿んで固まって下着にくっついているところをどうやって脱がすか!
2枚着ている下着を一度に脱がすと肘にひかかって痛みを伴うので、下着を1枚だけ脱がして2枚目は腕まくりしてガーゼを張り替える!
まずは着替え予告をさりげなく。その気になたらひたすら誉めまくり作戦!
食後ふらふらっとトイレ前に来たタイミングで「あっ!着替えようか」
それでソファに座れば、着替えOKの合図だ。
「痛いやろなぁ。ごめんなぁ。ボクなら泣いてるわ~。寒いやろからさっさとするわなぁ。先にこれだけでも着るかぁ」って話ながら結構強引に脱がせる。
それとゲンタマイシン軟膏とガーゼのありかを伝える。

色々手続き

朝起きるタイミングをみはからって傷の手当て、オムツ、下着替えを行うが、上着だけ間に合わず。
認知症高齢者探索システム利用の申請をするため市役所へ。介護保険証が見当たらず手間がかかるのではと思いきや再発行も含め手続きはスムーズに完了。職員の方々の対応は大変良かったです。
続いて爺の携帯電話の解約のために駅前のdショップへ。
すると本日より予約者に限ります!と冷たくあしらわれる。
私、d歴長いけどそんなインフォメーションありましたか?
誰も客がいない店内で結構待たされたあげく、解約の場合は本人自らか同意書が入ります。だって
あのね。もし本人が意識不明になっても病院から連れてこないと解約できないの?
あれ?何かおかしいこと言ってますかね。4人ほどいる店員が私のことクレーマーみたいな目で見てる。加入の時の低姿勢と解約でこれほど態度が違うのか!
仕方なく書類を再作成して今度は国道沿いのショップへ行くことにした。
17時より爺、お着替えタイム!
相当打ったところ相当痛いみたい。そら自転車ごと田んぼに落ちたんだしなぁ。
トレーニングパンツ、下着も含め全て着替え完了!
怪我の手と縫った目の下は順調に回復してるが、搬送された病院でも気づかれてなかった両肘の傷が膿んでます(;o;)
極度の寒がりなので厚手の下着2枚重ねして着ているから風通しも悪いんだと思う。塗り薬の塗布とガーゼを新しいものに交換した。
ひっついたガーゼを剥がす時に血がポタボタ落ちたので、お風呂入れるのは戦意喪失。( ; ゜Д゜)
下着は血が固まっているので、洗う前に手洗をする。出きることは出きるうちに!
17時半には全て完了してしまったので本人のリズムが狂ったかも。日常恒例となっている雨戸閉めも勝手口の施錠もしてない。夜中に思い出して出て行きそうな気もする(;o;)ので、今日は私が。

姉への宣言

強引にやろうとすると逃げる、反応しないので、本人の気分に合わせようかと考える。
サポートする方は段取りもあるので、なかなか本人に合わせるのは難しいことだけど、できる限りやってみようかと。気長な弟です。
爺も開き直って、もう90なんでボケてます〜ってあきらめられたら楽なんだろうけど。
今まで出来ていたことが、みるみる出来なくなったことに対して「なぜだ!」と格闘中なんやろね。
婆は転倒し腰が90度に曲がっており2012年に高血圧症、耳はほぼ聞こえない。2017年11月には大腸癌の手術もして日常ほぼ何もしない(出来ない?)状態なので、全て私がやらなきゃって使命感みたいなものもあるんだろうな。もともと家事全般何でも自分でする人やったから。
最近は何か行動を起こすまではトイレの横にあるソファに座ってしばらくかたまっている。
この行為はおそらく何をするんだったかを思い出そうとしているようだ。
今までは、どんな些細なことでもこまめにメモをとって(相当なメモ魔)確認して行動していたが、2019年12月にヘルニアの手術で入院後、気力の低下も含め、大好きだった絵も描かない、字が思うように書けなくなったことから一気に認知症が進んだように思う。
もし私が声がけすることで少しでもそのメモの代わりができれば、
気持ちが楽になるのではと
明日から、全力投球で爺に向き合う宣言を姉にした。