みっちゃん、さだちゃん日記

介護はじまりました。

爺の記憶

婆はほとんど耳が聞こえません。
しかしデイサービスの担当の方、曰くこそこそ喋っていることは聞こえているみたい。
もしかして聞く気がないだけ〜。

まあ、それはさておき。
なので婆とのやり取りが筆談になるので大変なのです。
小さく切った紙を沢山用意する。
ホワイトボードも使っていたが、
婆が全く理解する気がなく同じことを何度も書くことがあるので
書いて消してはこちらの精神的な消耗が大きく
一度書いた紙を何度も目の前に提示することが最善であることに至った。

今回、近所の病院へ高血圧の薬をもらうために、本人の同行を先生から求められたのだが
行かなくても薬局へ行けば薬だけもらえると思い込んでいるので
話がなかなか前へ進まない。

何度も
14日。絶対!必ず。
本人が病院へ行かないと薬はもらえません!
と書いた紙を目の前に繰り返し出して

何とか本人を説得?し
14日はデイサービスなので16日に行くことで決着がついた。
やれやれと思っていたら

この紙をなぜが爺が持っており
昨日の夜。勝手口のそばに貼ってあった。
おいおい。行くなよ〜。
あなたは病院に何の用事もないよ〜

貼り紙を捨てたが・・・・

本日、病院へ薬をもらいに行ったらしい。
結果、医者からは処方する薬はない!と言われ帰って来たらしい。
そら、先週行ったばかりだからねぇ。

しかし、爺はしっかりと憶えていた。
どうやって!!