みっちゃん、さだちゃん日記

介護はじまりました。

爺行方不明事件を振りかえる

市役所の長寿いきがい課と地域包括支援センターさんがセコムのGPSを届けてもらう。
このGPSをつける切っ掛けは4月3日の爺行方不明事件にさかのぼる。


『2032くさつ』電車の駅到着時間をショートメールで嫁さんに知らせる。
『はい』
しばらくして
『緊急、駅着いたら電話ください』
嫌な予感がしつつ駅についてすすに電話をした。
「おじいさん帰って来ない。これから探すので自力で帰って来て❗️」
婆から「15時頃に家を自転車で出たらしくまだ、帰って来ない」と訴えがあったらしい。
もう5時間は経っている。とにかく駅から歩いて行きそうな場所を探す。
これだけ時間が経っていると自転車を停めてどこかに座り込んでいる可能性が高い。
自転車を探そう!姉にも連絡して探してもらうことに。
駅から自宅まで歩けば20分くらいのところをコンビニなどを探しながら1時間かけて帰宅。
まだ帰っている気配はないので、そのまま家に入らす自転車に乗って南側を探す。
お墓、実家、体育館前などを探してみるも見つからず。嫁さん。息子は車で捜索中。姉が自宅で合流。
家族だけで探していても仕方ないので警察に連絡することに。
先日、見守りネットワーク用に撮ってみた爺の写真をアウトプットして派出所へ嫁さんと行く。
背丈などの特長と着ている服。帽子。自転車などについての情報を提供。広範囲での捜査が開始された。
結果、日付がかわり、済生会病院近くのコンビニから通報あり。
本人自らが店員さんにお願いし救急車で病院へ。
嫁さんとふたり済生会病院へ。処置室にいた爺と再会。
警察の調査によると自動車との接触など事故性はなさそうで、道が新しく整備されたところで全く街灯はなく、自転車のライトの付け方も分からず暗闇の中、側道から60センチほど下の麦畑へ自転車ごと落ちたようだ。その時に両手両腕と左目の下を強打。大量の出血があったようで衣服が赤黒く染まっていた。不幸中の幸いは水のはった田んぼじゃなくてよかった。
夜中、血だらけ泥だらけの爺に道を聞かれたコンビニの定員は相当驚いただろうなぁ。
すみません。後日、嫁さんが菓子折持って謝罪に行った。
自転車は自宅待機中の姉と息子にたのんで回収。その足で姉を家まで送ってくれるように指示。
どうやってそこまで行ったのかは全くわからないが、無事でなにより。警察の方々にも感謝です。
4時30分、処置を終え近くの病院の紹介状を書いてもらい爺を連れて帰宅した。



警察よりGPSを着けるようにと言われ、市役所で認知高齢者探索システムの申請をし、本日そのGPSを届けていただいた。
セコムの発信機は自転車のハンドル下につける。バッテリーは毎週土曜に交換することに。


その使い方の説明を聞いている間に、爺ひとりで近所の病院へ行く。
後追いで行くと、すでに診察室に入っており、先生に「もう10日間うんこが出てなくておおじょうしてますねん」って(;o;)
そんなわけないと思うけど。すみません3日ほどです。
従来は市販の3Aマグネシアを飲んでおり常備薬として自宅にあるが、
その存在を忘れているようだ。